バイアグラの効果が実感できない？そんなあなたにおすすめの最新ED治療法

2020/03/27

目次

バイアグラとは
バイアグラの効果と副作用（リスク）
バイアグラはなぜ効かない？
バイアグラ治療に代わる画期的なED根本治療

バイアグラとは

バイアグラは日本でも一時ブームになったことで有名なED治療薬です。アメリカの製薬会社・ファイザーが開発し、1998年5月にアメリカ食品医薬品局の認可を受けて販売されました。

ペニスの血流をはばむ酵素の働きをおさえて血液の流れを活性化、さらに性的刺激を受けることによって勃起させる仕組みです。性交1時間前に1錠飲むだけという手軽さもうけ、アメリカでは発売3か月で売り上げ300億円と大ヒット。

ところが性交後に心臓麻痺や心臓発作などのトラブルが起こり副作用も発生したことから、現在アメリカでは医師の処方がなければ薬を手に入れることができません。ところがリスクのある強い薬でありながら、EDに悩む方にとって希望の薬。

熱烈な支持を受け、個人輸入や代行輸入などで日本にもバイアグラブームが到来しました。偽バイアグラも出回り健康被害が報告されるまでにヒートアップ。

その後日本でも医療用医薬品として承認されましたが、アメリカでの事故事例や後遺症などから認可が遅れた背景があります。とくに心臓疾患など持病を抱えた方にとってはリスクのある薬なのです。

バイアグラの効果と副作用（リスク）

【バイアグラの効果】
・バイアグラは青いひし形の錠剤で飲みやすく、性交1時間前に服用するだけで効果が最大4時間持続。服薬と性的刺激により自然な勃起がもたらされるため、QOL(生活の質)を向上させる薬としてEDに悩む患者に処方されています。

【バイアグラの副作用（リスク）】
・人によっては服用後にめまいや視覚障害が起きる可能性があるため、服薬後4～6時間は自動車やオートバイなどの運転、機械の操作などを控える必要があります。

・血管を拡張させ血の巡りをよくする効果があるため、顔のほてりや頭痛、動悸、不快感などの副作用が起きることが報告されています。顔のほてりは血流改善の証であり効果が出ている証拠ですが、頭痛や動機、鼻炎などの不快感のリスクがあることを知っておきましょう。

・バイアグラの認可が遅れたのは、アメリカでの事故事例にあります。狭心症など心臓の病気を抱えた方が服用することで、心臓麻痺や心臓発作等により死亡事故が発生しているのです。また心臓に持病のない方でも、性行為中など服用中に狭心症の発作が起きる可能性も指摘されています。体調に異変を感じた場合、早めの医療機関受診が必要です。

・インターネットではいまだにバイアグラの偽物が多数出回っており、服用した場合に健康被害に遭う可能性があります。医師の処方を受け医師と相談しながら服用するのが鉄則です。

バイアグラはなぜ効かない？

画期的なED治療薬のように思えるバイアグラですが、薬効がない、効果がないという報告も聞かれます。その理由はいくつかありますが、代表的なものをみていきましょう。

【服用方法に問題がある】
バイアグラの服用に対してはいくつか守らなければならないことがあります。バイアグラ服用にあたっては、性行為の1時間前にとされており、服薬後1時間経過すると効果があらわれます。

ところが満腹の状態で服用すると効果が出るまで1時間以上かかってしまいますし、油っぽいものを食べると薬効が十分に発揮されません。お酒の飲みすぎも効果を失わせる原因になります。「薬が効かない」と感じられるときは、処方した医師とよく話をすることです。

逆にグレープフルーツジュースを飲むと薬効が過剰にあらわれることもあり危険です。

【心臓病や糖尿病の方は服用できない】
バイアグラは陰茎だけではなく、体の血管を拡張させて血行をよくします。こう聞くと「体によさそう」というイメージもあるでしょう。ところが血管が拡張することで狭心症や不整脈などの持病をもつ方には心臓への負担が重くなり、心臓発作や心臓麻痺のリスクが高くなります。

また糖尿病の患者のなかには陰茎の動脈硬化が進んでおり薬効があまり得られない、服用ができない方がいらっしゃいます。前立腺がんの治療を受けており勃起に関わる神経が阻害されている方なども同じです。

【服用するうちに薬に慣れてしまう】
バイアグラは麻薬のように「一度服薬すると体が求めてしまう。ずっと使い続けなければならない」ような危ない薬ではなく、依存性や習慣性はありません。その点はとても安心なのですが、加齢により効果が出づらくなる可能性があります。

薬に慣れて効果が出にくくなると、どうしても服用量が増えて副作用のリスクがアップ。高齢になるにつれ心臓に負担がかかるようになるため、思わぬトラブルや健康被害が起こる可能性もあます。またバイアグラは一時的な効果しか望めないため、EDの根本治療薬とはいえません。時間が経てば効果は消えてしまうため、性行為のたびに服用しなければならないのもデメリットです。

バイアグラ治療に代わる画期的なED根本治療

バイアグラなど薬を使った治療法はどれも根本的な治療法とは言えず、数時間の一時的な効果しかありません。ところが最近はEDの根本治療可能な施術も登場しました。では早速チェックしていきましょう。

【ICI療法（陰茎海綿体注射）】
糖尿病や前立腺がんの治療などでEDに悩んでいる方向けの登場した治療法です。かなり重症化した方でも約7割以上の方が効果に満足という調査結果もあり、従来のED治療ができなかった方から歓迎されています。

ただこの治療法、患者自身が注射器に薬と生理食塩水をセットして陰茎に直接注射しなければならず、最初は医師による指導が欠かせません。注射時に鈍い痛みを感じる方もいます。

また心因性EDの方は使用できません。持続勃起症になるリスクがあるためです。この症状が起きると海綿体が壊死し取り返しがつかなくなる可能性も。医師の検査や指導、フォローは必須です。

【EDウェーブ】
陰茎に衝撃波を与えることでペニスの毛細血管を新たに生成し、EDの根本治療を行う最先端の根本治治療がEDウェーブです。衝撃波はごく低出力なので体に与える影響はなく安全安心。陰茎だけに集中して治療するため心臓に持病のある方や高齢の方でも安心して治療が受けられ、痛みや副作用もなく不快感を覚えることもない画期的な治療法です。

治療にかかる時間は約20分で、剃毛や麻酔も使わないため施術後はすぐに日常生活に戻ることができるのもメリット。「なにか治療をしているの？」と周囲の方々に気づかれないのは嬉しいですね。